兵庫県は『自宅療養ゼロ』の方針を看板に掲げていますが、入院や療養先が決まらない「入院調整中」の人は752人。こうした現状を踏まえ、県は療養先のホテルに災害医療チームDMATの派遣を始めたほか、2月以降は普段は現場に出ていない看護系大学の教員も活用して自宅待機となっているコロナ患者の家庭訪問などを実施することにしています。
(神戸市 花田裕之健康局長)
「通常医療はある程度犠牲にして、コロナ患者の方に特化せざるを得ない状況になったと。違うフェーズにいったということを市民の方にもご理解いただきたいと思います。」
コロナ病床がひっ迫している影響は救急医療の現場にも出ています。神戸市内では去年12月以降、救急依頼があってもすぐに対応できない“救急搬送困難事案”が急増していて、中には救急隊が病院への照会を13回も繰り返して搬送開始まで2時間6分かかったケースもあったといいます。
(神戸市消防局 藤田浩一救急係長)
「(救急困難事案が)去年12月が前年同時期に比べて233%、今年1月が前年同時期比で253%、かなり増加している状況です。一刻も早く病院に行きたいという思いがあるのは間違いない。災害の1つであると我々は認識しています。」
<出典>
1/25(月) 17:55配信 MBS NEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/f67857a4de2f6490a0d6288fb068465a59ae9ceb
※ 動画があります。
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