【 空き家 ・ 諏訪市 】空き家について、諏訪市内の区や自治会の約7割が空き家所有者から区費を徴収していることが、アンケート調査で分かった。区独自に所有者の連絡先を把握し、区費の半額程度となる年額6000円前後を集金している区が多い。
記事:諏訪市内の区や自治会 空き家も区費徴収7割、http://www.nagano-np.co.jp/articles/121367
【情報発信者より】
人口減少に伴い増え続ける空き家について、諏訪市内の区や自治会の約7割が空き家所有者から区費を徴収していることが、市都市計画課が初めて実施したアンケート調査で分かった。区独自に所有者の連絡先を把握し、区費の半額程度となる年額6000円前後を集金している区が多いという。
空き家の担当者がいる区は7区あったが、いずれも区長などが兼務していた。空き家の問題点を複数回答で尋ねたところ、「防火防犯」が64%、「災害」が47%、「環境衛生」が44・1%、「景観」が38・2%。空き家の状態では、草木の繁茂や一部損壊、無施錠、ごみ屋敷化、不法投棄、動物の生息への対応に直面している。
市によると、空き家対策は市と区が別々に行ってきた。市は固定資産税の情報などから、区は地縁血縁を通じてそれぞれ所有者を特定し、空き家の発生抑制や適正管理、利活用を促している。アンケートでは所有者の把握支援に協力を求める区長もいて、市都市計画課は「区と市が連携して取り組む重要性が分かってきた」と手応えを語った。
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