【 自治会 ・ 大和市 】自治会数は減らないが、加入率は下がり続けている。2015年は68.8%、2024年は56.8%、10年後には50%を下回る恐れ。「若者世代の減少と地域住民の高齢化」と理由を分析。地道な取り組みで加入率を上げている事例もある。
記事:掲載日(6/7)、自治会加入率 10年続けて減少 4月時点で56.8%〈大和市、https://news.goo.ne.jp/article/townnews/region/townnews-736817.html
【情報発信者より】
自治連によると、市内には現在160の自治会があり、過去10年で大きな増減は見られない。一方で加入率は2015年4月1日時点が68・8%なのに対し、24年同時期は56・8%。
大山会長は加入率低下の理由を「若者世代の減少と地域住民の高齢化」と分析し、「あと10年経てば、50%を下回る恐れもある」と危機感をつのらせる。
同会によると自治会の加入率低下による人手不足で、回覧板などでの情報伝達や災害時の連携、地域の見守り活動などが困難になるという。
こうした中、地道な取り組みで加入率を上げている事例も市内にある。
大山会長が所属する「千本桜自治会」では、地域住民と一丸で引地川沿いの桜の景観を守るために清掃活動をしているほか、転入世帯のもとへ直接訪問し、地図や写真を用いて地域の魅力を発信。
こうした取り組みから、同会の加入率は昨年時点で76・2%と市の平均を上回り、過去5年間で新築を建て転入した10世帯のうち9世帯が自治会に加入している
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