2023年5月8日月曜日

(2358a) 自治会がなくなれば居場所もなくなる(後)

 【 自治会 ・ 大さんのシニアレポート 】個人が単体で生きていくことを余儀なくされる時代だ。最後の砦とまではいわないが、地域という単位で住民を有効的に結びつけ、互いの存在を確認し合うことができるのが自治会・町内会だと思う。


【情報発信者より】

 自治会・町内会入会減の理由は、(多い順に)参加する利点が分からない/役員や班長をやりたくない/活動への参加時間が取れない/人付き合いが面倒/地域活動に興味がない/会費の負担が大きい/地域の人口が減っているから(以上、朝日新聞デジタルアンケート 202322日~222日)となっている。

 

 地域活性化コンサルタントの水津陽子氏は、「阪神大震災などの過去の大震災をみると、住民同士のつながりが強い地域では迅速な安否確認救助活動などの助け合いが大きな力になりました。地域づくりの担い手を自治会に限定する必要はありません。地域にはNPOや学校、企業なども存在します。多様な人材や組織が連携すれば、地域の課題解決や魅力づくりの大きな力となるはずです」(朝日新聞 2023312日参照)と提言する。

 

 自治会の崩壊は高齢者だけではなく若者の分断化も進める。かつての家父長を頂点とした大家族主義は跡形もない。家族そのものが分断され、核家族化が進み、個人が単体で生きていくことを余儀なくされる時代だ。最後の砦とまではいわないが、地域という単位で住民を有効的に結びつけ、互いの存在を確認し合うことができるのが自治会・町内会だと思う。

 

<情報源>

【情報源タイトル】 自治会がなくなれば居場所もなくなる(後)

   大さんのシニアリポート第122

【情報出所URL】 https://www.data-max.co.jp/article/63571

【情報発信元】 NET-IB NEWS  2023426 16:00



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