「阪神・淡路大震災の経験と教訓」を4つの期間に分けた。「地域の再構築」と関係の深いもの(★)が多い。地域を再構築して震災に強くなるというより、震災に強い地域を作ることにより、地域が再構築されるのだろう
1. 緊急・応急対応期(発生直後から避難初期)
1.1. 普段から災害に備え、自分の命は自分で守る
1.2. 地震から命や財産を守るには、まず住宅の耐震化を1.3. (★)普段からの防災活動が、災害時に地域の力を発揮する
2.
復旧期(仮設住宅期)
2.1. 家庭や学校によるケアが、子どもたちのこころの傷を癒す
2.2. (★)家庭のきずなと地域の支えが、災害時の助け合いにつながる2.3. (★)一時的な住まいでも人のつながりが、被災者の復興意欲を支える
2.4. 自らの役割を見出すことが、生きがいにつながる
3.
復興前期(恒久住宅移行期)
3.1. (★)普段からの取り組みが、まちの復興を円滑に進める
3.2. (★)地域の見守りが、高齢者の安全で安心なくらしを支える3.3. (★)住宅所有者の助け合いの仕組みで、早期の住宅再建を
4.
復興後期(本格復興期)
4.1. ボランティアやNPOが、成熟社会を支える存在に
4.2. (★)地域・学校・家庭での防災学習で、災害に強い人づくりを4.3. (★)多様な主体の参画と協働で、地域課題の問題に取り組む
4.4. 震災の経験と教訓の研究・発信で、次なる災害被害の軽減を
<出典>
「大切な家族と地域を守るために 防災対策のすすめ 防災力強化県民運動の推進」(兵庫県)
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