2019年10月6日日曜日

安全安心: 阪神・淡路大震災の経験と教訓

 
「阪神・淡路大震災の経験と教訓」を4つの期間に分けた。「地域の再構築」と関係の深いもの(★)が多い。地域を再構築して震災に強くなるというより、震災に強い地域を作ることにより、地域が再構築されるのだろう
 

 
1.   緊急・応急対応期(発生直後から避難初期)

1.1.  普段から災害に備え、自分の命は自分で守る
1.2.  地震から命や財産を守るには、まず住宅の耐震化を
1.3.  (★)普段からの防災活動が、災害時に地域の力を発揮する
 

2.   復旧期(仮設住宅期)

2.1.  家庭や学校によるケアが、子どもたちのこころの傷を癒す
2.2.  (★)家庭のきずなと地域の支えが、災害時の助け合いにつながる
2.3.  (★)一時的な住まいでも人のつながりが、被災者の復興意欲を支える
2.4.  自らの役割を見出すことが、生きがいにつながる
 

3.   復興前期(恒久住宅移行期)

3.1.  (★)普段からの取り組みが、まちの復興を円滑に進める
3.2.  (★)地域の見守りが、高齢者の安全で安心なくらしを支える
3.3.  (★)住宅所有者の助け合いの仕組みで、早期の住宅再建を
 

4.   復興後期(本格復興期)

4.1.  ボランティアやNPOが、成熟社会を支える存在に
4.2.  (★)地域・学校・家庭での防災学習で、災害に強い人づくりを
4.3.  (★)多様な主体の参画と協働で、地域課題の問題に取り組む
4.4.  震災の経験と教訓の研究・発信で、次なる災害被害の軽減を
 


<出典>
「大切な家族と地域を守るために 防災対策のすすめ 防災力強化県民運動の推進」(兵庫県)

 

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