2020年6月9日火曜日

豆知識: “イカナゴ不漁”の原因を科学的に特定『海がきれい過ぎる』


“イカナゴ不漁”の原因を科学的に特定『海がきれい過ぎる』…国に法改正要求へ
===== 引用はじめ
 瀬戸内に春を告げる「イカナゴ」。ここ数年、不漁が続いていましたが、兵庫県の調査で、“プランクトンの栄養になる窒素などの不足”=『海がきれい過ぎること』が原因と科学的に裏付けされました。
 くぎ煮などとして食卓に並ぶ瀬戸内海の名産「イカナゴ」。ところが、ここ数年は不漁が続いていて、漁獲量は3分の1にまで激減していました。

 イカナゴの不漁は“窒素などの海の栄養分不足”が原因ではないかと、兵庫県は原因を特定すべく、5年前から調査開始。県が水質やプランクトン量、漁獲量などのデータからシミュレーションを行なったところ、窒素濃度が下がると、イカナゴの肥満度も下がり、卵の数も減っていることが科学的に裏付けられたのです。
===== 引用おわり
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/“イカナゴ不漁”の原因を科学的に特定『海がきれい過ぎる』…国に法改正要求へ/ar-BBZcTaA

 混迷する環境問題。その一方で、イカナゴ不漁の原因に、驚きの事実が。
===== 引用はじめ
 かつて魚介類の宝庫であった瀬戸内海は、家庭や工場からの排水などにより窒素やリンが過剰となり、プランクトンが大量発生して赤潮を頻発。
 法令による排水規制を行ったことで、水質が大きく改善したという経緯があります。
 その反面、魚介類の栄養素とされる“栄養塩”が減り、海苔の色落ちやさまざまな漁獲減を招くことになったようで、故事にある“水清ければ魚棲まず”を地で行ったようなものです。
 そこで兵庫県は、“豊かで美しい瀬戸内海の再生”を謳い、排水基準を緩和する条例改正を行うことを決定しました。
 まさに自然とのいたちごっこ。
===== 引用おわり
https://www.kikumasamune.shop/blog/?p=1708

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