【 藤沢市 】市内の自治会・町内会の団体数は、減と増が拮抗し、大きな増減がない。一方で、加入率は減少傾向が長く続いている。1980年度の96・4%が加入率のピークで、2016年度の75・9%からは減少が続き、23年度は66・0%だった。
記事:担い手確保に課題、https://www.townnews.co.jp/0601/2024/05/10/732533.html
【情報発信者より】
地域住民によって運営される自治会・町内会の加入率低下が全国的な課題となっている。藤沢市内の加入率も減少傾向が続き、ピーク時から約3割減った。市では、デジタル化や民間人材の活用などで加入率向上に向けた対策に乗り出した。
3月末、打戻第1自治会の下部組織である「北組町内会」が解散となった。市市民自治推進課によると、「役員の負担が大きく、後任の確保も難しかったと聞いている」と地域の実情を話す。
同町内会は約100世帯で、解散によって今年度から5カ所の集積所が廃止となった。対象の新聞紙や段ボールなど資源4品目は回収が行われず、環境事業センターに持ち込むなど、各自で処分する必要がある。
行政の広報物や回覧板についても戸別配布がないため、近隣の公共施設へ取りに行くか、市ホームページから閲覧する。
市内の自治会・町内会の団体数は2023年4月1日現在477。会員数減少による合併などで減ることもあるが、大規模な宅地開発や、マンションが単独で自治会を結成する例などもあり、近年団体数は大きな増減がない。
一方で、加入率は減少傾向が長く続いている。1980年度の96・4%が加入率のピークで、2016年度の75・9%からは減少が続き、23年度は66・0%だった。
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