【 町内会 ・ 全戸加入 】規約に次の条項がある。「本会ハ町ノ発展策トシテ新規営業開店者ニ対シテハ相互合議ノ上相当ノ策ヲ図ルモノトス但シ新移住者モ又同ジ」。「新規営業開店者」と「新移住者」にたいして「相互合議」することを義務づけている。
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記事(09月21日): 町内会はなぜ「全戸加入」になったのか?実は意外と近代的な組織だった、https://diamond.jp/articles/-/350242
「加入するメリットがわからない」「面倒だから入りたくない」という声もある町内会。地域住民による古臭い組織のように思われがちだが、かつての町内会は住民それぞれの知恵や力を寄せ合って町の発展に寄与する、オープンな組織だったという。そんな町内会が「全戸加入」を原則に掲げるようになった意外な理由とは?※本稿は、玉野和志『町内会 ――コミュニティからみる日本近代』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
目次
● 世界に先駆けていた日本のアウトソーシング
● 分解された農民層から自営業者が誕生した
● 入会者が限られた「地主会」誰でも入れる「町内会」
● 大衆民主化の時代にできたまったく新しい住民組織
● 実業家や漢学者の住む町で全戸加入の町内会が誕生
● 新業者と新住民の流入を把握するための全戸加入
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