2024年5月27日月曜日

(245Rb)【自治会】廃止の危機から反転攻勢「入りたくなる自治会」

 【 入りたくなる 自治会 】「退会する人を止めるのではなく、『入りたくなる自治会』を作って、活動を充実させていきたい」。副会長の田中さんも、改革した自治会の存在が、やがて地域の価値を高め、選ばれる街になる可能性を秘めていると考えている。


記事:廃止の危機から反転攻勢「入りたくなる自治会」に挑戦 藤沢・湘南台、https://www.asahi.com/articles/ASS5R4S67S5RULOB009M.html

 

【情報発信者より】

 田代さんは昨年4月、22の組長が集まる自治会の会議で「立て直して自治会を存続したい」と訴えた。

 一か八かだったが、役員経験のない4人を含む5人が、田代さんの訴えに心打たれ、協力を申し出た。

 6人はプロジェクトチームを作り、会員アンケートなどから課題を抽出。先進事例なども調べながら、負担と感じられている業務を一つ一つ見直していくことにした。

 試しに、みんながやりたがらない組長の業務を分析してみた。すると8割が、自治会費の徴収と市の広報の配布だった。

 さらに、2倍の町内会費を払えば役職をパスできる「特別会員」を作れば、参加のハードルが下がるのではないか。

 本部役員の業務も整理して常任は会長ら4人にし、繁忙時などは臨時に手伝う「サポート役員」で補ってはどうか……

 魅力アップ策にも腐心した。「『仕方がなく入る』から『入るとオトク』」(田中さん)に、反転攻勢をかけるためだ。



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