2021年5月22日土曜日

新型コロナ「第4波」 学校のクラスター急増 神戸市

 【神戸市・ 新型コロナウイルス 】市内の学校で発生したクラスターは、「第4波」では13件計191人に上る。市健康局や県教委によると、 マスクを外す 昼食時 や 部活動 の 着替え で感染したとみられるケースが顕著だという


 新型コロナウイルスの感染者が急増した3月以降の「第4波」で、神戸市内のクラスター(感染者集団)は20日までの発表分で計69件発生している。

 「第3波」までに市内の学校で発生したクラスターは8件計90人だったが、「第4波」では13件計191人に上る。校内での対策は緩めておらず、背景には変異株の感染力の強さがあるとみられる。目立つのが県立高校のクラスターで、5件計92人と、1件当たりの感染者数も多い。市健康局や県教委によると、マスクを外す昼食時や部活動の着替えで感染したとみられるケースが顕著だという。

 市立の小中学校では、教員が教室で昼食を一緒に取り、机を寄せたりせず、前を向いたまましゃべらない「黙食」を徹底している。一方、高校の昼食は大抵生徒だけになり、席を移動して友人と食べていた生徒が感染した事例もあった。教員1人と生徒22人が感染した高校では、主に同じ更衣室を利用していた二つの部活で感染が広がった。

 このほか、4月に35人感染のクラスターが発生した専門学校では、主に学生寮の中で広がったという。

 

<出典>

2021/5/21 05:30  神戸新聞NEXT

新型コロナ「第4波」 学校のクラスター急増 神戸市

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202105/0014344918.shtml



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