【 河昌 ・ 事業継承 】町の寿司店など得意先は今も約200軒あり、創業時からの取引が続く店も多いという。後継者探しを始めた。河昌は夫妻に加え、社員、パートを合わせても10人未満。社外の第三者に経営を託す道を探った。
【情報発信者より】
町のすし店に多くの得意先を持ち、自社ブランド「須磨のり」を展開するノリ専門店、河昌(かわしょう)(神戸市須磨区)が、創業家の2代目店主夫妻から同業を営む証券会社出身者に受け継がれた。創業して50年超。卸から小売りへと事業の幅を広げ、ノリ産地・須磨を発信してきたが、後継者不在が懸案だった。経営を託した藤井昌治さん(67)潤子さん(60)夫妻は「須磨に店の看板を残してもらえたら」と話している。
昌治さんは「社員とお客さんを大事にし『笑顔あふれる食卓づくり』という理念も受け継いでもらうことが、こちらの希望だった。うまくバトンを渡せた」と話している。
【須磨地区の海苔】神戸市ではノリ養殖が須磨区から垂水区にかけて行われ、2007年に市漁業協同組合が地域ブランド「須磨海苔」として商標登録した。特に風味豊かな一番摘みノリを使って神戸で生産された商品を指す。栄養素が豊富で、色が黒く、肉厚であるのが特長。同組合所属の「すまうら水産有限責任事業組合」がノリを養殖し「須磨海苔」を生産販売するなど、ノリ産地・須磨を発信している。
<参考URL> 自社ブランド「須磨のり」を展開するノリ専門店、河昌(かわしょう)
<情報源>
【情報源タイトル】 神戸のブランド「須磨のり」託されたのは元証券マン 創業50年超「河昌」、2代目夫婦に後継者
【情報出所URL】 https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202306/0016482679.shtml
【情報発信元】 神戸新聞NEXT(段 貴則) 2023/6/17 05:30
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