【 子どもの感染症 ・ ヘルパギーナ 】19歳以下の新型コロナウイルス感染者が急増。子どもがかかりやすい夏風邪「ヘルパンギーナ」やRSウイルスも流行。「例年の同時期に比べて明らかに感染症の患者が多く、『予約が取れない』という苦情も来ている」。
【情報発信者より】
子どもの感染症が増えている。兵庫県が今週発表した定点観測結果によると、19歳以下の新型コロナウイルス感染者が急増。子どもがかかりやすい夏風邪「ヘルパンギーナ」やRSウイルスも流行しており、予約を取りづらい小児科も出ている。夏休みに入り、県は帰省やレジャーの際の手洗いや換気、マスク着用など感染対策の徹底を呼びかける。
「例年の同時期に比べて明らかに感染症の患者が多く、『予約が取れない』という苦情も来ている」と話すのは、片山キッズクリニック(神戸市灘区)の片山啓院長(70)。通常の診察枠で追い付かず、診察時間を1時間以上オーバーする日もあるという。
ヘルパンギーナは飛沫や接触によって感染し、高熱が出たり、喉に水疱ができたりするのが特徴。呼吸器感染症のRSウイルスは乳児が感染すると症状が重くなるケースがあるという。
県感染症対策課は子どもを受診させる目安として、38度以上の発熱▽嘔吐を繰り返す▽おしっこの回数が極端に少ない-などの症状を挙げる。担当者は「親戚などで集まる機会もあると思うが、体調が優れない場合は控えてほしい」と呼びかけている。
コロナだけじゃない、子どもの感染症が流行 抵抗力低下か、夏風邪「ヘルパンギーナ」は警報レベル、https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202307/0016611448.shtml
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