2020年6月7日日曜日

安全安心: 家庭で換気する / コロナと換気(2)

 多くの人が集まって話すことで、ウイルス密度が高まり吸い込んでしまう可能性がある。そのため、換気によってウイルスの密度を低くする、空気の流れをつくってウイルスを戸外に排出することが重要になってきます。

家庭で行う換気のポイントは3つあります。
(1)  対角線上にあるほかの窓も開けて、家全体に空気の流れをつくる
(2)  各部屋の壁に付いている「給気口」を確認する
(3) 24時間換気システム」のチェック

(1) 対角線上にあるほかの窓も開けて、家全体に空気の流れをつくる
1つの窓だけでなくその対角線上にあるほかの窓も開けて、家全体に空気の流れをつくること。例えばキッチンなら、レンジフードを回しながらすぐ近くの窓を開けていても、空気の流れはその周辺のみで完結してしまう。家全体の空気がうまく入れ替わる換気経路を考えたい。

(2) 各部屋の壁に付いている「給気口」を確認する
外から空気が入ってきて寒いという理由で閉じられてしまっているケースが多いという。しかしそうすると、換気の効率が下がってしまう。

(3) 24時間換気システム」のチェック
24時間換気システムは、2003年の改正建築基準法以降、すべての建物に設置が義務づけられました。しかし、その存在は普段意識されにくいことから、スイッチをオフにしてしまっていることも多いようです」。これは、各部屋の給気口から空気を取り込み、集約して排出する仕組み。正しく使われていれば、約2時間で部屋全体の空気が入れ替わる。

<出典>
空気入れ替わらず、窓明けなど対策を
産経新聞(2020/06/05)
コロナで注目!「上手な換気法」3つのコツ
https://toyokeizai.net/articles/-/341737




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