2020年8月3日月曜日

市掲示物: 神戸市の予防接種制度のご案内



(1) ロタウイルスワクチン
 ロタウイルス胃腸炎は、冬から春先にかけて流行し、およそ生後6ヶ月から2歳の乳幼児を中心に発症し、5歳までにはほとんどの子どもが感染するといわれています。
 潜伏期間は1から3日で、急激な嘔吐と下痢(白色様水様便)、発熱などの症状が1週間前後続きます。嘔吐・下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併症を起こすこともありますので、注意が必要です。
 令和281日生まれのお子様より、ロタウイルスワクチンが定期接種(公費負担)となりました。

(2) 風しん
 風しんの予防接種は、現在、予防接種法に基づき公的に行われています。しかし、昭和3742日から昭和5441日の間に生まれた男性は、風しんの予防接種を受ける公的な機会がなかったため、抗体保有率が他の世代に比べて低く(80)なっています。

(3) 高齢者肺炎球菌予防接種
 この制度では、今まで23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種したことがない方を対象に、令和元年度から令和5年度までの5年間に一人1回、定期接種の機会を設けています。対象の方が定期接種を受けられるのは、該当する年度の1年間のみに限られますので、定期接種を希望される方は、必ず指定期間に接種を受けてください。




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