【 神戸市 ・ 給食 】神戸市教育委員会は、市立中学校で、2024年度に学校給食と持参弁当との選択制から、「全員給食」に移行する計画を取りまとめた。「おかずが冷たい」と不評なため、給食センターを新設して料理を適温で提供する。
市教委は14年11月に一部学校で学校給食を始め、17年2月から全校で実施している。導入前の保護者アンケートで、約3割が弁当を希望したことから選択制を採用。給食は、民間の調理施設で個別の容器に盛りつけてから学校に運んでいる。
この方式は衛生上、おかずを10度以下で管理する必要があり、「給食がおいしくない」と不満が続出。19年度に行った生徒向けのアンケートでは、約6割が「おかずを温かくしてほしい」と答えた。冷たいことを理由に弁当に切り替えた家庭も多い。導入当初、5割近い生徒が給食を選んでいたが、3割台に一時落ち込むなど、利用が伸び悩んでいた。
共働き世帯の増加で給食の需要は高まっており、市教委は、希望の多かった温かい料理を提供する方式に切り替え、全員給食を導入することを決めた。給食を保温機能のある食缶で配送し、教室で配膳する。
<情報源>
【情報源タイトル】 神戸市中学「全員給食」に
【情報出所URL】 https://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20220222-OYTNT50130/
【情報発信元】 讀賣新聞オンライン 2022/02/23 05:00
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