新型コロナウイルスによる外出の自粛によって、高齢者の健康にどのような影響があったか調べるため、兵庫県の大学などが行った大規模な研究結果がまとまりました。
人との関わりの減少や食生活の悪化などで、介護のリスクが高まる実態が浮き彫りになっています。
・ 「歩くのが遅くなった」、「体重が減少した」などの項目をもとに分析したところ、介護を必要とする一歩手前の「フレイル」と呼ばれる状態の人は全体の17.3%でした。
・ また、新型コロナウイルスによって趣味やボランティアなどの社会活動が妨げられた人は74.1%、家族との交流が減った人も79.2%に及びました。
活動や交流が減るほど「フレイル」の人の割合が増える傾向にあるとしています。
・ さらに、食事の品目が少なかった人に占める「フレイル」の割合は、多かった人の2倍近くに上っています。
<出典>
11月10日 18時48分 兵庫 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20201110/2020010563.html
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