神戸市が須磨区西須磨地区で整備を進める都市計画道路「須磨多聞線」を巡り、兵庫県公害審査会調停委員会(委員長・永井光弘弁護士)は5日、建設に反対する地元住民らが申し立てた第2次公害紛争調停の打ち切りを通告した。昨年3月に再調停が始まったが、市側は一度も出席に応じず、調停委はこれ以上の協議は望めないと判断したとみられる。
西須磨都市計画道路公害紛争調停団の宗岡明弘団長(67)は「多くの市民の思いに市は応えなかった。着工を差し止めるために手を尽くす」と語った。市道路工務課は「(調停打ち切りについて)申し上げることはない。今後も説明会などで道路整備に理解を求めていく」とした。
<出典>
2020/11/5
20:39神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202011/0013842259.shtml
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