新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、神戸市は19日、久元喜造市長や局長級ら幹部による対策本部員会議を約3カ月半ぶりに開いた。市は120の病床を運用しているが18日時点で78床が埋まっており、占有率は65%に達していることを明らかにした。
7月31日以来の開催となった同会議で健康局は、直近2週間の新規感染者数は238人で、その前の2週間と比べて2倍近くに増えていると説明した。クラスター(感染者集団)は累計で22件発生し、最近は民間企業や劇場、ボクシングジムなどでも判明。花田裕之局長は「全国と同様に、市内でも多様化している」と危機感を示した。
市は病床の占有率上昇に備え、最大160床を確保する方針。軽症者・無症状者向けに市内で2カ所確保している宿泊療養施設の入所率はそれぞれ36%になっているという。
インフルエンザとの同時流行を見据えた相談・診療の態勢なども説明。かかりつけ医に相談した市民に、診察先として紹介できる診療所・病院を10月時点の208カ所から234カ所に拡大したという。
また保健所は、冬場も窓を開けての換気▽マスクの着用や手洗い、消毒▽せきや喉の痛みがあれば外出は控え、仕事は休む-といった市民向けの「三つのお願い」を発表した。
<出典>
介護職員5900人PCR検査へ 神戸市コロナ対策会議、病床占有率は65%
2020/11/20
05:30神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202011/0013877404.shtml
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