今月初旬、神戸市内の劇場で公演中だった劇団員8人の新型コロナウイルス感染が分かり、感染者集団(クラスター)が発生した。市は「観客の感染の恐れはない」として劇場名などを公表せず、延べ約600人の観客の検査や健康観察に至らなかった。
だが、神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に、観客の女性から「団員が舞台から降りて、客が触れる場面もあった」との証言が寄せられた。市の対応は適切だったのか。
女性は「市が劇場名を発表しないと、クラスターを知らないままの客もいるはず」と疑問を呈し、「多くのファンは公演が見たいから黙っているかもしれないが、客の安全が置き去りにされている感じがする」と話した。
<出典>
2020/11/14
14:00神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202011/0013864332.shtml
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