【 天ぷら油火災 ・ 消火法 】「こんろ」火災のうち4割が「天ぷら油火災」だった。火がついてしまったら?・水をかけてはいけない・マヨネーズを容器ごと放り込んではいけない・ぬれた布を鍋にかぶせてはいけない。『必ず消火器を使用する』
春、山菜の天ぷらがおいしい季節。でも揚げ物をしていて、天ぷら油に火がついてしまったら?
市消防局によると、昨年、住宅などの「こんろ」で発生した市内の火災44件のうち、4割の18件が「天ぷら油火災」だった。
インターネットでは「マヨネーズを容器ごと放り込む」「ぬれた布を鍋にかぶせる」といった消火法が散見されるが、神戸市消防局は専用の施設で実験を行い、いずれもやけどの危険が伴うことを確認した。不適切な対応は天井まで炎が燃え上がるなど火勢を強め、被害拡大につながることも実証。「必ず消火器の使用を」と呼び掛ける。
天ぷら油に火がついてしまったら?
● 水をかけてはいけない
→ 天井まで炎が燃え上がるなど火勢を強め、被害拡大につながる
● マヨネーズを容器ごと放り込んではいけない
→ 炎が上がる鍋に容器ごと放り込んだ瞬間、油が飛び散り、こんろ周辺にも延焼した。容器が溶け、中身が出ると「火に油を注ぐ」状態にもなる
● ぬれた布を鍋にかぶせてはいけない
→ 鍋の口に隙間が残ってタオルが燃えた。鍋の口を完全にふさぐのは難しい
◎ 必ず消火器を使用する
<情報源>
【情報源タイトル】 「マヨネーズを容器ごと放り込む」「ぬれた布を鍋にかぶせる」…全部ダメ! 炎上する天ぷら油の消火法
【情報出所URL】 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202205/0015276525.shtml
【情報発信元】 神戸新聞NEXT 2022/5/5 19:30
※ 動画があります
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