2021年7月19日月曜日

(217Ja) 「人と猫にやさしいまちづくり」 共生条例 制定から5年

 【 神戸市 ・ 人と猫にやさしい 】 「 神戸市人と猫との共生に関する条例 」「 神戸市人と猫との共生に関するガイドライン 」「 地域猫活動 」「動物愛護支援事業への 寄付 」「動物管理センターでの 譲渡会 」「 ミルクボランティアの制度 」


【神戸市人と猫との共生に関する条例】

 神戸市で2017(平成29)年4月に制定されたのは、「神戸市人と猫との共生に関する条例」。繁殖制限に特化した条例は全国に先駆けてのもので、これまで飼い主のいない猫による地域トラブルや殺処分を減らすために様々な取り組みを行ってきた。

 

【人と猫のトラブル】

  野良猫のふん尿やひっかきによる迷惑

  車に傷をつけるなど物を壊すトラブル

また迷惑をかけるのは猫だけではなく、

  人間が用意した餌の放置による悪臭

  適正な飼育ができなくなるまで動物が増えてしまう「多頭飼育崩壊」などもある。神戸市では、2017年に猫53匹の放置で強制退去処分、部屋の修繕費などが約1千万円になる事案もあった。

 

【神戸市人と猫との共生に関するガイドライン】

 2019(平成31)年には、猫に関わるすべての人たちに向けたガイドラインが策定された。

  猫の飼育方法や、不妊去勢手術、災害時の準備などの様々なルールや、野良猫についても適正な管理の仕方が紹介されている。

  行政や動物取扱業者、市民などそれぞれの立場の人たちが何をすべきか、責務や役割に関する考え方もまとめられている。

https://www.city.kobe.lg.jp/a84140/kenko/health/hygiene/animal/nekoguideline.html

 

【地域猫活動など】

  野良猫のトラブルを減らすために、地域ぐるみで猫の世話をする「地域猫活動」も行われている。飼い主のいない猫を増やさないための不妊去勢手術や、適正なエサやり、ふん尿の清掃など、地域でルールを決めて野良猫の管理を行う取り組みだ。現在、市の登録を受けた127の地域猫活動団体が活動中。

他にも、

  ふるさと納税による動物愛護支援事業への寄付

  動物管理センターでの譲渡会、離乳前の子猫にはミルクボランティアの制度

 

<出典>

7/18() 9:30配信  ラジトビ

神戸市の「人と猫にやさしいまちづくり」 共生条例制定から5

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8609a263294e3b836b095ef3cfa5555e212be84



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