【 職住近接オフィス 】「 神戸名谷ワークラボ AOZORA 」。人材派遣会社が運営し、さまざまな企業の仕事( 書類のデータ入力 、 封入作業 、 コールセンター など)を担う人々が同じオフィスで働く。 子育て する親に好評だという。
「職住近接オフィス」と銘打ち、神戸市須磨区の旧幼稚園舎で昨年1月に本格稼働した「神戸名谷ワークラボ AOZORA」が地域に根付き始めている。人材派遣会社が運営し、さまざまな企業の仕事を担う人々が同じオフィスで働く。コロナ禍でテレワークなど多様な働き方に注目が集まる中、子育てする親に好評だという。地元住民が使える部屋やカフェもあり、新たなつながりを生む場にもなっている。
同市須磨区や西区などに住む延べ約160人が、同社が全国の行政や企業から請け負った書類のデータ入力や封入作業、コールセンターといった業務を担当。それぞれの都合が良い日数や時間帯で業務社員として働く。多くは子育て中の母親で、自転車や徒歩、バスで通勤している。
元は保育の仕事に就いていたため、パソコン業務は分からなかった女性。データの送り方もコピー機の使い方も「初めて知ることばかり…」と衝撃を受けた。周囲の助けを受けながら覚え、「新しい発見が面白い」とやりがいを感じるように。早い時間に仕事を終えられ、「家で子どもに『おかえり』と言ってあげられるのが自分にとっては何より」と喜ぶ。
施設内には、地域行事やイベントに使える「コラボレーションスペース」という部屋もある。今年2、4月には、新型コロナウイルスの感染拡大で活動を制限された地元の作業所や住民らがフリーマーケットなどを開催。働く人らが休憩時間などに出向き、菓子や手作り品を選ぶこともある。
<出典>
5/27(木) 18:00配信 神戸新聞NEXT
「自宅近くで短時間」ママ安心の職住近接オフィス 住民集う場にも
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa02351c71a8262c19c889c9023e37cc86c72a3b/images/000
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