【 瀬戸内海 ・ 環境保全 】 窒素 や リン などの濃度を低下させるだけでなく、高めることも可能。沿岸の府県がそれぞれの海域の実情に応じて 濃度の目標値 を設定できる。人工的に再生した 干潟 や 藻場 、 プラスチックごみ の除去なども
瀬戸内海で水質の改善が進んだことが地域によっては、かえって漁業に悪影響を及ぼしていることから、それぞれの海域の実情に応じて水質を管理できるようにすることなどを盛り込んだ、瀬戸内海の環境保全に関する法律の改正案が、3日の衆議院本会議で可決・成立しました。
窒素やリンなどの濃度は大幅に低下した結果、地域によっては、養殖のりの「色落ち」、漁業に悪影響を及ぼしている【兵庫県ではイカナゴの漁獲量が激減】
窒素やリンなどの濃度を低下させるだけでなく、高めることも可能にしたうえで、沿岸の府県がそれぞれの海域の実情に応じて濃度の目標値を設定できるとしています。
このほか改正法では、瀬戸内海の自然保護につなげるため、人工的に再生した干潟や藻場などを、新たに自然海浜保全地区の対象に加えることや、プラスチックごみの除去や発生を抑えるための対策に、国と沿岸の自治体が連携して取り組んでいくことを定めています。
<出典>
06月03日 16時11分 NHK 兵庫県 NEWS WEB
実情に応じて水質管理
瀬戸内海の環境保全改正法が成立
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210603/2020013694.html
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