ひきこもりの人や家族を対象にした神戸市のワンストップ相談窓口「神戸ひきこもり支援室」(神戸市中央区橘通3)に寄せられた相談は、開設から7月末までの半年間で865件に達した。ひきこもりの人には息の長い支援が必要といい、支援室は「家族内で問題を抱え込まず、気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。
松原雅子室長は「ひきこもりの相談は家族が責任を感じ、思い詰めているケースが多い。『育て方が悪かった』など、家族間であつれきが生じていることもある」と指摘。「正論で説得するのではなく、まず本人の存在を認めてあげることが大事」といい、家族に対しては肯定的な声掛けを行い、本人のペースを尊重しながら、行動の変化をサポートするよう助言している。家族との会話を回復することが社会参加への第一歩につながるという。
支援室は平日の午前9時~午後5時。短縮ダイヤル「♯8900」か、TEL078・361・3521。メールアドレス
hikikomori_shien@office.city.kobe.lg.jp
<出典>
2020/9/22
05:30神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202009/0013717252.shtml
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