2018年の台風被害に遭い、2年以上休園している神戸市立須磨海づり公園(同市須磨区)で、近くの漁港に立ち入る釣り人が増え、漁業者を悩ませている。新型コロナウイルスの影響で、屋外でできる釣りの人気に拍車が掛かり、漁に支障を来すケースも。市は民間を運営に参画させる方針だが難航し、再開のめどは立っていない。
公園の東約800メートルに位置する「須磨浦漁船だまり」には多くの釣り人が訪れるように。立ち入りを制限する法令はなく、漁港として使う「すまうら水産有限責任事業組合」代表の森本明さん(57)は「フォークリフトやいかりなどを移動させるため、安全に神経を使う」。投棄された釣り具で漁師がけがをしたり、船のスクリューが損傷したりする被害も目立つようになったという。
半は個人や少人数でマナー良く楽しんでいるが、中には大型のテントを持ち込んだり、約100人の子どもを引き連れたりするなど目に余る場合も。市は9月、テントの設置や漁業の妨げになる行為の禁止を周知する看板を設置した。
<出典>
2020/10/27
16:00神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202010/0013816658.shtml
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