★ 災害時に寝たきりの高齢者や認知症患者、妊婦、障害者らを受け入れる避難所
兵庫県は2021年度、災害時に高齢者や障害者らを受け入れる「福祉避難所」を増やすため、民間の社会福祉施設が開設に向けて建物を改修する費用など最大310万円を補助する。新型コロナウイルスなどの感染症と自然災害が同時発生する「複合災害」では、密を避ける広いスペースが必要となり、避難所不足の回避に向けて指定施設の拡大を目指す。
福祉避難所は市町があらかじめ指定しており、昨年12月時点で県内41市町に1052カ所ある。公的機関だけでは確保が難しく、約7割を民間の高齢者入所施設などに頼っている。保健師らから必要性や緊急性があると判断された人が福祉避難所での受け入れ対象になる。
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【福祉避難所】災害時に寝たきりの高齢者や認知症患者、妊婦、障害者らを受け入れる避難所。阪神・淡路大震災で長引く避難生活による「関連死」が相次ぎ、必要性が指摘された。2016年の熊本地震では、施設の人員や物資が不足し、指定施設の多くが機能せず、課題が浮き彫りになった。
<出典>
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202102/0014085390.shtml
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