瀬戸内海に春の訪れを告げる魚、「イカナゴ」の深刻な不漁が続いています。
20年前までは、多い年で3万トン以上あったイカナゴの漁獲量は減少傾向が続き、4年前からは深刻な不漁に陥り、去年は147トンにまで落ち込みました。
下水道の整備や工場排水の水質改善が進み、瀬戸内海の「栄養塩」は30年前の3分の1程度まで減少していて、イカナゴは、20%ほど小さくなったほか、1匹あたりの産卵量も30%減っていたということです。
【今年も不漁か】
イカナゴの稚魚「シンコ」の漁は、稚魚の体長が4センチ以上になる時期を判断して、例年2月下旬から3月上旬頃に始まります。その生育具合を確かめるため、24日、地元の漁業者が瀬戸内海で試験操業を行いました。 … 瀬戸内海の播磨灘と大阪湾でのことしの漁を3月6日に解禁することを決めました。
庫県水産技術センターのこれまでの調査では、産卵量は去年よりは多いものの、平年の6.4パーセントにとどまり、5年連続でことしも不漁が見込まれるということです。
【地元産の稚魚の入手難しく】
(略)
【県や市の取り組み】
(略)
<出典>
02月26日 15時00分 NHK 兵庫県 NEWS WE
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210226/2020012249.html
※ 動画があります
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