兵庫県が、高齢者施設で働く職員を対象に予防的なPCR検査を進めている。新型コロナウイルスによるクラスター(感染者集団)の発生が多く、重症化リスクの高い高齢者らが集まる場で実施することで、早めに感染拡大を抑え込む狙い。厚生労働省からの要請もあり、感染者が多く発生している地域を対象に3月末までに実施する。県によると、政令指定都市や中核市を含めると、県内では最大約1000施設で働く約7万人が対象となるという。
昨年12月に県が公表した年代別の死亡率は、70代が4%、80代以上が9%だった。県内のコロナ感染者の死亡率は2月15日時点で約2・7%で、年代が上がるほど死亡率も高まる。入所者が感染すれば、入院の長期化などで医療現場の負担も大きくなることから、施設内での感染防止が課題となっている。
<出典>
2021/2/27
20:53 神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202102/0014112874.shtml
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