神戸市は5日、市民の医療、介護、健診などの情報を個人ごとに一本化する「ヘルスケアデータ連携システム」を開発し、初の運用で、新型コロナウイルス感染拡大による医療現場への影響を調べたと発表した。各データを匿名化し、大学や研究機関に広く提供するこのシステムは国内初という。
システムは、市部局間などの縦割りを撤廃し、①医療レセプト(診療報酬明細書)②介護レセプト③介護認定調査票④健診データ⑤予防接種の接種状況⑥転出入・死亡日-を一本化できる。データの対象は神戸市在住の原則75歳以上全員と国民健康保険の被保険者ら計約60万人。個人が特定できる情報を削除し、ノウハウがある九州大学にデータベースの管理を委託。大学や研究機関に必要なデータを提供することもできる。
<出典>
医療・介護などの情報を連携 神戸市がシステム開発
2021/3/5
22:54 神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202103/0014128202.shtml
日本初!神戸市のヘルスケアデータ連携システムを構築
~緊急事態宣言下の治療への影響を分析~
神戸市2021年3月5日 16時00分 PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000056240.html
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