【 シャーロック・ホームズ ・ 神戸英国館】 人が訪れて同じ空間に立ち、対話してこそ部屋が息をする。フロア随所に作中の場面を立体的に再現し、… 試みは奏功し、幅広い世代がホームズとの“対話”を楽しんでいる
世界的な人気を誇る名探偵シャーロック・ホームズに北野異人館街(神戸市中央区)の英国館で会える。
身長はたっぷり6フィート(約180センチ)以上、ひどくやせていて肉の薄い、ワシのような鼻――。ホームズシリーズ最初の作品「緋色(ひいろ)の研究」で描写されたホームズの風貌そのままの人形が、英国館の2階で依頼人を待っていた。
足元には新聞が散らばり、椅子にはバイオリン。ガウン姿のホームズの表情は読めないが、傍らにいる相棒のワトソン医師は深刻そうだ。難事件でも持ち込まれたのか、それともあまりの乱雑ぶりにあきれているのだろうか。
崎原さんの理念は「英国のかけらを日本に持ってくる」ことだ。「異人館の建物はパワーにあふれている。内部も本物でないと、建物にたちうちできない」。その発露である数々の調度品、英国の庭を知るガーデナーの手によるイングリッシュガーデンは、訪れた人をひととき、古き良き19世紀の時代にいざなう。
最後に謎を一つ。ホームズの部屋ではレイアウト上、再現が困難だったところがある。手がかりは窓。作品を読んだ人ならピンとくるはず。この夏、ぜひ謎解きに挑戦してほしい。
<出典>
8/3(火) 14:07配信 毎日新聞
この謎解けるかな?名探偵ホームズの世界へようこそ 神戸・英国館
https://news.yahoo.co.jp/articles/2097e1e910173f5d86076aa0fe53dc6702073463
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