【抗体カクテル療法・取り組み】 「抗体カクテル療法」は、2種類の抗体を薬剤として点滴で同時に投与するもの。神戸市は、新たな治療法「抗体カクテル療法」を開始する。斎藤兵庫県知事は「抗体カクテル療法」投薬を進めていく方針
(1)
「抗体カクテル療法」とは
(2)
神戸市の取り組み
(3)
兵庫県の取り組み
【展開】
(1)
「抗体カクテル療法」とは
「抗体カクテル療法」は、2種類の抗体を薬剤として点滴で同時に投与するもので、先月承認されたのを受け、軽症と中等症の患者を対象に各地の医療機関で治療が始まっています。
大阪 茨木市にある民間病院「北大阪ほうせんか病院」では、17日までに27人の入院患者に投与し、このうちおよそ8割の22人は2、3日で熱が下がり、残り5人の患者も重症化することなく回復したということです。
一方で、新たに課題となっているのが治療後の患者への対応で、この治療を受けて、すでに症状が治まった人でも、感染のリスクがある間は退院の調整が難しいため、入院を続けているということです。
<出典>
2021年8月18日 17時10分 NHK
「抗体カクテル療法」治療後の“退院の調整”に課題
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210818/k10013210271000.html
動画があります。
(2)
神戸市の取り組み
神戸市は、宿泊療養施設に入所する患者が重症化するのを防ぐため、今月下旬から市内の宿泊療養施設「ニチイ神戸ポートアイランドセンター」で、新たな治療法「抗体カクテル療法」を開始すると発表しました。
中央市民病院の医師の協力を得て、当面、一日2人程度に治療を行うことにしています。
<出典>
08月18日 20時07分 NHK 兵庫 NEWS WEB
神戸市 抗体カクテル療法
8月下旬から宿泊療養施設で開始へ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210818/2020014960.html
(3)
兵庫県の取り組み
斎藤知事は医療体制を強化する必要があるとして、軽症・中等症の患者の重症化を防ぐとされる「抗体カクテル療法」について県立病院で投薬を進めていく方針を示しました。
投薬後は病院で健康観察を行ったあと、医師が派遣される医療強化型の宿泊療養施設で経過を見るということで、8月中に体制を整えたいとしています。
<出典>
8/18(水) 19:05配信 カンテレ
兵庫県・斎藤知事「抗体カクテル療法」進める意向 投薬後は宿泊療養施設へ 「8月中に体制整えたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dca42df6dfcc5784ff5cbc824b34891e4681061
0 件のコメント:
コメントを投稿